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私道トラブル物件の事業化事例:文京区千石

【対象物件】

立地:文京区千石

建物種別:築古一戸建

その土地は、文京区の閑静な高級住宅街の、

長い私道の奥のほうにありました。

その土地の所有者は、私道の持ち分を持っていませんでした。

このような場合には、一般的に、私道の通行や掘削を許可する承諾書が

必要となり、私道所有者のハンコをもらうことが必要になります。

私道の通行許可がもらえない

この私道の所有者は、何と8名。

実は、この8名の私道所有者のうち、たった1名との間で、

親の代でのちょっとした近隣トラブルがあったのです。

過去の因縁がネックになり、今、必要な書類にハンコを捺してもらえません。

そんな状態で当社に、「この物件、買ってください。誰も買取を検討してくれません!」と、所有者から相談がありました。

私道の通行すら認めてもらえないということは、

その土地の利用ができないということを意味します。

当社は、過去のトラブル当事者同士が会話をすると難しいことも、

第三者である当社がお願いすれば、聞いてもらえるのでは?と考えました。

当社スタッフは、すぐに、私道所有者のところへ訪問し、

状況を説明したうえで、私道の通行や掘削の承諾をお願いしました。

そうしたところ、過去の私道トラブルの原因が、私道整備の費用負担にあったことが分かりました。

相手方が、毎日通行利用しているにもかかわらず、私道の持ち分がないことを理由に、

費用負担を拒否したため、どうにも納得できなかったそうです。

そのうえで、誰かから私道の持ち分を取得し、一部でもいいので、

私道の所有者となって、今後の私道整備について応分の負担をするのであれば、

私道の承諾書を提出OKとの話を引き出せました。

私道の一部を買い取り、通行権を獲得

その後、当社は、私道の持ち分所有者に持ち分の一部を買わせていただきたいと

交渉してまわり、最終的に一人の方から持ち分を買うことができたので、

反対していた方から私道の承諾書に同意捺印を入手することができました。

いろいろと時間がかかり、最初にこのお話をいただいてから、最終的に

当社が買い取るまでには、1年ちょっとかかりました。

しかしながら、前のままでは売買されない土地が、

正常に利用が可能な土地に生まれ変わりました。当社が得意なバリューアップです。

前所有者様には、一時はあきらめた売却が、無事に実現でき、とても感謝されました。

なお、この土地は、文京区内の高級住宅地の一角にありましたので、

当社は、3棟の新築一戸建を建て、分譲販売しました。

現状のままではお取引ができない不動産も、

関係者の協力さえ取り付けることができれば、大概のケースでは

お取引が可能な不動産に化けるものです。

当社は、「現在は取引ができない不動産」も、知恵をしぼって

「取引が可能な不動産」へ化けさせるノウハウがあります。

また、そのための手間ひまを惜しみません。

一見すると、売却が困難な不動産であっても、当社の熟練のスタッフが、

誠意をもって、知恵をしぼって、価値のある不動産へ変えるべく、考えます。

ぜひ当社へご相談ください。

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