「空き家」の買取事例

【対象物件】

立地:千葉県柏市
建物種別:一戸建

 

相続後10年そのままだった空き家を買取し、4戸の新築分譲住宅へ再生した事例

 

 

思い出があり、なかなか手放せなかった相続空き家

今回ご紹介するのは、千葉県柏市にある空き家の買取事例です。

対象となった不動産は、土地面積が約80坪ある一戸建でした。
売主様は、約10年前にお母様が亡くなられたことをきっかけに、相続でこの不動産を取得されました。

この家は、売主様にとって生まれ育った思い出のある場所でした。
子どもの頃からの記憶が残る大切な実家であり、相続したからといって、すぐに売却する気持ちにはなれなかったそうです。

そのため、しばらくは売却せず、そのままの状態で保有されていました。

しかし、空き家は人が住まなくなると、少しずつ管理が難しくなっていきます。
久しぶりに現地を見に行ったところ、庭の木や雑草が想像以上に伸びており、敷地全体を覆うような状態になっていました。

土地が約80坪と広い分、草木の量も多く、売主様ご自身で片付けられる規模ではありませんでした。
近隣にもご迷惑をかけている状況で、売主様としても早く何とかしなければならないと感じていました。

そこで、
「この状態では、一般の方に売るのは難しい。不動産会社に買い取ってもらうしかない」
と考え、当社へご相談をいただきました。

空き家期間が長く、庭木や雑草が手に負えない状態

相続した空き家の売却では、建物や土地そのものの条件だけでなく、管理状態が大きな問題になります。

今回の物件は、土地が約80坪あるため、本来であれば一戸建用地として高い価値が見込める不動産でした。
しかし、長年空き家のままになっていたことで、庭木や雑草が大きく伸び、一般の買主様がすぐに購入を検討できる状態ではありませんでした。

草木が繁茂している空き家は、見た目の印象が悪くなるだけではありません。
隣地への越境、害虫の発生、防犯面の不安、近隣からの苦情など、さまざまな問題につながります。

また、空き家期間が長い場合、建物の中も傷みが進んでいる可能性があります。
雨漏り、設備の劣化、床や壁の傷み、残置物の有無など、実際に確認してみないと分からないリスクもあります。

そのため、一般のお客様が購入する場合、
「解体費用はいくらかかるのか」
「庭木の撤去にどれくらい費用がかかるのか」
「本当に希望どおりの建物が建てられるのか」
といった不安が出てきます。

売主様としても、庭木の伐採や建物の解体を自分で手配してから売却するのは、大きな負担でした。

思い出のある実家だからこそ、手放す決断が遅くなり、気づいたときには管理が難しい状態になっていた。
今回の物件は、まさにそのような空き家でした。

他社より高い評価で、最終的に1億円で直接買取

当社では、現地の状態を確認したうえで、土地の広さ、周辺相場、分譲用地としての可能性、庭木の撤去費用、建物解体費用などを総合的に検討しました。

庭木や雑草はかなり伸びていましたが、土地は約80坪と広く、住宅地としての需要も見込める立地でした。

当社が最初に提示した買取価格は9,600万円でした。

売主様によると、他社からの提示価格は8,000万円から9,000万円程度だったそうです。
そのため、当社の提示額は他社よりも高い水準でした。

その後、売主様から、
「何とか1億円にのせてもらえないか」
というご相談がありました。

当社としても、分譲計画を再度検討し、土地のポテンシャルを評価したうえで、売主様のご希望に応じることにしました。

最終的に、当社はこの空き家を1億円で直接買取しました。

売主様にとっては、庭木の伐採、雑草の処理、建物の解体、室内の片付けなどを自分で行う必要がありません。
管理が難しくなっていた空き家を、現況のまま売却できたことで、大きな負担を減らすことができました。

4戸の新築一戸建として分譲し、すぐに成約

当社が買取した後、まず敷地内に大きく伸びていた庭木や雑草を撤去しました。

そのうえで、既存建物の解体と土地の整備を行い、新築一戸建の分譲用地として計画を進めました。

土地が約80坪と広かったため、当社ではこの土地を4区画に分け、4戸の新築一戸建を分譲することにしました。

空き家として長年使われていなかった土地を、ただ整理するだけではなく、次に住むご家族のための新しい住まいとして再生する計画です。

完成した新築一戸建は、販売後すぐにご購入いただくことができました。

以前は、庭木や雑草が生い茂り、近隣にもご迷惑をかけていた空き家でした。
しかし現在は、そこに4世帯のご家族が暮らす新しい住宅地ができています。

今回の事例は、相続後に長年手を付けられなかった空き家を、当社が現況のまま買取し、新築戸建分譲地として再生した事例です。

売主様にとっては、思い出のある不動産を納得できる価格で手放すことができました。
地域にとっても、管理が難しくなっていた空き家が解消され、新しいご家族が暮らす場所へと生まれ変わりました。

空き家だった土地に、今では4世帯の暮らしが生まれています。
まさに、使われていなかった不動産を地域の新しい価値へ変えることができた事例です。

宅建士の専門家コメント

相続した空き家は、売却の判断が難しい不動産です。

特に実家や生まれ育った家の場合、思い出があるため、すぐに売却を決断できないことは珍しくありません。
しかし、空き家のまま長期間放置すると、建物の劣化、庭木や雑草の繁茂、近隣への迷惑、防犯面の不安など、さまざまな問題が出てきます。

今回のように土地が広い場合、本来は高い価値がある不動産でも、管理状態によって一般の買主が購入をためらうことがあります。
また、庭木の伐採、残置物の撤去、建物の解体などを売主様が先に行おうとすると、費用面でも精神面でも大きな負担になります。

重要なのは、
「空き家として持ち続けるリスク」
「現況のまま売却できる可能性」
「土地として再活用できる価値」
を早めに整理することです。

不動産会社による直接買取であれば、庭木や雑草が伸びた状態、建物が古い状態、荷物が残っている状態でも売却できる場合があります。

当社では、相続後に長年空き家になっている不動産についても、現況のまま直接買取を行っています。
庭木の伐採、建物解体、残置物撤去、分譲計画まで含めて検討できるため、一般の買主では扱いにくい空き家でも買取できる可能性があります。

「実家を相続したが、売る決心がつかない」
「庭木や雑草が伸びすぎて手に負えない」
「近隣に迷惑をかけていて早く解決したい」
「解体や片付けをせずに売却したい」
「他社の査定額に納得できない」

このような空き家でも、まずは現況のままご相談いただけます。

 

ホームワーク株式会社

取締役 宅地建物取引士 花園亮介

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