老朽化して残置物が残るボロ戸建を現況のまま買い取り、大規模リフォームで再生した事例
相続した老朽戸建を、修繕や残置物の片付けをせずに売却したい
今回ご紹介するのは、老朽化が進んだ一戸建、いわゆる「ボロ戸建て」を当社が買取した事例です。
対象となった建物は、築年数がかなり経過した木造一戸建でした。
長年大きな修繕がされておらず、外壁や屋根、室内の傷みが目立つ状態でした。
売主様は、相続をきっかけにこの不動産を売却したいと考えていました。
しかし、建物の状態が悪く、一般のお客様にそのまま売却することは難しいのではないかと不安を感じていました。
実際に現地を確認すると、建物には複数の問題がありました。
屋根や外壁には経年劣化が見られ、室内にも雨漏りの跡や床の傷みがありました。
設備も古く、キッチン・浴室・トイレなどの水回りは、そのまま使用するには修繕や交換が必要な状態でした。
また、室内には家具や生活用品などの残置物も残っており、売主様ご自身で片付けをしてから売却するには、かなりの手間と費用がかかる状況でした。
建物の傷みが大きく、通常の売却では買い手がつかない
ボロ戸建ての売却で大きな問題になるのは、買主が購入後にどれだけの費用をかけなければならないか分かりにくい点です。
今回の建物も、築年数が古いだけでなく、雨漏り、床の沈み、内装の劣化、水回り設備の老朽化など、複数の修繕箇所がありました。
このような状態の建物は、一般の買主にとって購入後の負担が大きく見えます。
「リフォーム費用がいくらかかるのか分からない」
「そもそも住める状態まで直せるのか不安」
「住宅ローンが利用できるのか分からない」
「解体した方がよいのか、リフォームした方がよいのか判断できない」
このような不安があるため、築古で傷みの大きい一戸建は、通常の売却では買い手がつきにくくなります。
また、金融機関の融資面でも注意が必要です。
建物の老朽化が進んでいる場合、担保評価が伸びにくく、買主が住宅ローンを利用しづらいケースもあります。
そのため、立地や土地の条件に魅力があっても、建物の状態が原因で売却が長期化してしまうことがあります。
残置物がある状態のまま自己資金で買取
当社では、現地調査を行ったうえで、建物の傷み具合、リフォームに必要な工事内容、再販売した場合の想定価格を総合的に検討しました。
今回の物件は、建物の老朽化が進んでいたため、一般のお客様がそのまま購入するには難しい状態でした。
しかし、構造部分や土地条件を確認した結果、適切にリフォームを行えば、住宅として再生できる可能性があると判断しました。
そこで当社は、売主様に対して、残置物が残った現況のまま買取価格をご提示しました。
売主様にとっては、事前に荷物を片付ける必要がなく、古い建物を解体する必要もありません。
また、当社は自己資金で買取を行うため、金融機関の融資審査を前提とせず、スピーディーに売買を進めることができました。
売主様からは、
「この状態のまま買い取ってもらえるとは思わなかった」
「片付けや修繕をしなくてよいので助かった」
とのお声をいただきました。
全面リフォームにより住める住宅へ再生
当社が買取した後、まず室内に残されていた家具や生活用品などの残置物を撤去しました。
そのうえで、建物全体の状態を改めて確認し、必要なリフォーム工事を実施しました。
具体的には、屋根や外壁の補修、雨漏り箇所の確認、床や壁の補修、水回り設備の交換、内装の張り替え、ハウスクリーニングなどを行いました。
古い建物の場合、表面だけをきれいにするのではなく、購入後に安心して暮らせる状態まで整えることが重要です。
そのため、見た目のリフォームだけでなく、間取りも大幅に変更し、生活に必要な設備や安全面にも配慮しながら工事を進めました。
リフォーム完了後、この住宅は全面リフォーム済みの一戸建として販売しました。
もともとは老朽化が進み、売却が難しい状態だった建物でしたが、適切に修繕・再生することで、次の買主様が安心して暮らせる住宅へと生まれ変わりました。
今回の事例は、売主様にとっては片付けや修繕の負担なく売却でき、買主様にとってはリフォーム済みの住宅を購入できた事例です。
また、使われなくなっていた築古戸建を再生し、地域の住宅として再び活用できた事例でもあります。
宅建士の専門家コメント
ボロ戸建てや築古戸建の売却では、建物の状態が大きなポイントになります。
築年数が古いだけでなく、雨漏り、床の傾き、水回り設備の劣化、外壁や屋根の傷み、残置物の多さなどがある場合、一般の買主は購入をためらいやすくなります。
また、購入後に必要なリフォーム費用が分かりにくいため、売買価格の判断も難しくなります。
金融機関の融資評価が伸びにくい場合もあり、結果として売却期間が長くなったり、価格を大きく下げざるを得なかったりすることがあります。
一方で、ボロ戸建てであっても、すべてが売却できない不動産というわけではありません。
重要なのは、
「リフォームで再生できる建物かのジャッジ」
「解体して建て替える場合との比較」
「残置物撤去や修繕にどの程度の費用がかかるか」
「再販売や賃貸活用の需要の判断」
を専門的に見極めることです。
当社では、老朽化した一戸建や残置物が多い不動産についても、現況のまま直接買取を行っています。
売主様が事前に荷物を片付けたり、リフォームをしたり、解体をしたりする必要はありません。
「古すぎて売れるか分からない」
「雨漏りや傷みがあって不安」
「荷物が残っていて片付けられない」
「他社で買取を断られた」
「解体費用をかけずに売却したい」
このようなボロ戸建てでも、当社は社内にリフォーム部門があり、数多くの建物を再生してきたからこそ、前向きな姿勢で検討できます。
難易度の高い、築古・老朽化・残置物ありの不動産でも、まずは現況のままご相談ください。