「リースバック」「競売」「債務整理」物件の買取事例

【対象物件】


立地:東京都杉並区

建物種別:一戸建て


今回ご紹介するのは、世田谷区にある一戸建て住宅の事例です。

ご所有者様は、コロナの悪影響により収入が減ってしまったことから、銀行の住宅ローン返済が難しくなり、債権者である金融機関によって競売手続きが進められている状況でした。

競売になってしまうと、第三者が物件を落札しまい、継続して住むことはできません。そのため、ご所有者様としては、できるだけ競売ではなく任意売却(競売を取り下げてもらい、不動産を売却する)によって解決し、可能であれば今後も住み続けられる方法を希望されていました。

当社では、ご所有者様からのご相談を受け、まずは任意売却による取得を検討しました。

任意売却を検討したものの、債権者の同意が得られず不成立に

任意売却は、所有者様と当社(購入希望者)だけで成立するものではありません。

住宅ローンの残債がある場合、債権者である金融機関の同意が必要になります。今回も、当社としては当該戸建を購入する意思を示し、ご所有者様も売却を希望されていました。

しかし、金融機関側と交渉するも承諾を得られず、不動産に設定された担保の抹消ができないことから、任意売却としての成立には至りませんでした。

本来であれば、競売に進む前に任意売却で解決することが望ましいケースでしたが、債権者の判断によって任意売却が認められないこともあります。そのため、当社では次の選択肢として、競売に参加して物件を取得する方法を検討しました。

当社が競売に参加し、落札

任意売却が成立しなかったため、当社は所有者様が継続して居住できるリースバックの方法を話し合い、競売手続きに参加しました。

その結果、当社は当該戸建を5,000万円に近い価格で落札することができました。

ちなみに、入札された札は7本あり、2番手は当社の落札価格とわずかの差でしたから、運が良かったのかもしれません。

落札後はリースバックにより、元所有者様が引き続き居住

当社が競売で取得した後、元ご所有者様には賃借人として引き続きお住まいいただくようにしました。

通常、競売では落札後に退去が必要となります。しかし今回のように、当社が物件を取得し、その後リースバックとして賃貸借契約を締結することで、今までどおり住み続けられる場合があります。

もちろん、すべての競売案件で同じ対応ができるわけではありません。債権者の意向、競売の進行状況、物件価格、占有状況、落札可能性、賃料設定などを慎重に確認する必要があります。

専門家のコメント

競売にかかってしまった不動産であっても、状況によっては任意売却、競売参加、取得後のリースバックなどを組み合わせることで、解決の選択肢を残せる場合があります。

当社では、通常の不動産買取だけでなく、住宅ローンの返済が難しくなった不動産、競売手続きが進んでいる不動産、任意売却の調整が必要な不動産についても、個別の事情を確認しながら対応しています。

競売になってしまったからといって、必ずしもすべての選択肢がなくなるわけではありません。まずは現在の状況を整理し、どのような対応が可能かをじっくり検討するためにも、お早めのご相談が大切です

 

ホームワーク株式会社

代表取締役 宅地建物取引士 橋本泰

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